ISBN-10 ⇔ ISBN-13 を相互変換。チェックディジットの検証と計算過程も表示
ISBN は書籍を識別する番号です。2007年1月1日以降に付番されたものは13桁(ISBN-13)で、それ以前は10桁(ISBN-10)でした。ISBN-13 は ISBN-10 の先頭に接頭記号 978 を付け、末尾のチェックディジットを計算し直したものです。したがって 978 で始まる ISBN-13 は ISBN-10 に戻せますが、979 で始まるものは対応する ISBN-10 を持ちません。
ISBN-10 は、左から順に 10・9・8…2 の重みを掛けて合計し、11 で割った余りを 11 から引いた値(さらに 11 で割った余り)を使います。この値が 10 になる場合だけ X と表記します。ISBN-13 は、左から 1・3・1・3… の重みを掛けて合計し、10 で割った余りを 10 から引いた値(さらに 10 で割った余り)を使います。重みも法(11 と 10)も別なので、桁数を取り違えると必ず食い違います。
ISBN のハイフンは、接頭記号・国や言語圏の記号・出版者記号・書名記号・チェックディジットの区切りです。区切りの位置は出版者記号の桁数によって変わるため、番号だけからは一意に決まりません。本ツールは入力のハイフンを無視して計算し、結果はハイフンを付けずに桁のまま表示します。正しい区切り位置は番号だけからは決まらないため、機械的に区切って誤った表記を見せないようにしています。
入力した値はサーバーへ送信されません。ページを開いた時点で読み込まれた JavaScript が、ブラウザの中だけで計算します。
ISBN-10 のチェックディジットは 11 で割った余りから求めるため、0 から 10 までの 11 通りの値を取り得ます。10 は 1 文字で書けないので、ローマ数字の 10 にあたる X を割り当てています。X が現れるのは末尾の 1 桁だけで、それ以外の桁に X は入りません。
ISBN-10 は接頭記号を持たない体系で、978 を付けたものが ISBN-13 の前半と一致するように設計されました。979 は ISBN-13 になってから追加された接頭記号で、対応する 10 桁の番号が最初から存在しません。したがって変換もできません。
入力の写し間違いか、番号そのものが正しくないかのどちらかです。よくあるのは 0 と O、1 と l の取り違え、桁の入れ替えです。本ツールは正しいチェックディジットを併せて表示するので、末尾 1 桁だけが違う場合は写し間違いの可能性が高いと判断できます。
送られません。計算はブラウザの中だけで完結します。通信は発生しないため、未公開の書誌データを扱う場合でも入力内容が外部に出ることはありません。