テスト用のMACアドレスをまとめて生成し、コロン・ハイフン・Cisco表記・区切りなしへ相互変換します
手元のMACアドレスを貼り付けると、上で選んだ表記へ1行ずつ変換します。区切り文字は混在していても構いません(16進12桁として読み取ります)。
MACアドレスは48ビット、つまり6バイトです。先頭3バイトがIEEEの割り当てるOUI(組織固有識別子)で、製造者を表します。残り3バイトを製造者が機器ごとに振ります。00:1A:2B のような表記の左3組がOUI、右3組が機器固有部です。「先頭を固定」に3組まで入れると、その値を先頭に固定して残りを乱数で埋めます。
先頭バイトの最下位ビット(0x01)は I/G ビットで、1ならマルチキャスト、0ならユニキャストです。その隣のビット(0x02)は U/L ビットで、1ならローカル管理アドレス、0ならIEEEが割り当てたグローバルなアドレスを意味します。「ローカル管理アドレスにする」を有効にすると、生成時に 0x02 を立て、0x01 を落とします(ローカル管理のユニキャスト)。
ランダムな6バイトをそのまま使うと、実在するベンダーのOUIに当たることがあります。資料やスクリーンショットに載せた値が実機のアドレスと一致すると、無関係な機器を指しているように読まれます。ローカル管理アドレスはIEEEの割り当て範囲と重ならないと定義されているため、この取り違えが起きません。ドキュメント用のIPアドレスに 192.0.2.0/24 を使うのと同じ考え方です。
| 表記 | 例 | よく見る場所 |
|---|---|---|
| コロン区切り | 00:1a:2b:3c:4d:5e | Linux の ip / ifconfig、macOS |
| ハイフン区切り | 00-1A-2B-3C-4D-5E | Windows の ipconfig /all |
| ドット区切り(4桁ごと) | 001a.2b3c.4d5e | Cisco 機器の show コマンド |
| 区切りなし | 001a2b3c4d5e | 設定ファイル、ログ、CSV |
4つはどれも同じ48ビットの値で、区切りと大小文字が違うだけです。機器やツールが受け付ける表記が決まっている場合があるので、貼り付ける先に合わせて変換してください。
ローカル管理アドレスを使ってください。先頭バイトの2番目のビット(値0x02)が1のアドレスはローカル管理アドレスと定義されており、IEEEがベンダーに割り当てるOUIとは範囲が重なりません。実在の機器と衝突しないため、資料・検証・ダミーデータに向きます。
用途によって使い分けます。コロン区切り(00:1a:2b:3c:4d:5e)はLinuxやmacOS、ハイフン区切り(00-1A-2B-3C-4D-5E)はWindows、4桁ごとのドット区切り(001a.2b3c.4d5e)はCisco機器の表示でよく使われます。値は同じで表記だけが違います。
48ビットのMACアドレスのうち先頭3バイトで、IEEEが製造者に割り当てる識別子です。残り3バイトを製造者が機器ごとに割り振ります。既知のOUIを指定して生成すると特定ベンダー風の値になりますが、実在の機器と衝突する可能性があるため、テストではローカル管理アドレスを使うほうが安全です。