動画作成ツール

データや画像から、編集ソフトを使わずに動画を作るツールをまとめています。どれもお使いのブラウザの中だけで動き、読み込んだファイルがサーバーへ送られることはありません。書き出し形式は WebM です。

5つの違いを1枚で

「何を入力して、画面の何が動くか」が5本の分かれ目です。作りたい絵から選んでください。

ツール入力するもの画面で動くもの動画の長さの決め方
バーチャートレース作成期間ごとの数値(時系列JSON)棒の長さと順位の入れ替わり1期間の秒数、または全体の秒数
折れ線グラフ動画メーカー時系列の複数系列(JSON)線が左から右へ伸びる各パートの秒数、または全体の秒数
ランキング動画メーカー順位・説明文・手元の画像カードが右から左へ流れる速度(px/秒)、または全体の秒数
人物相関図の動画メーカー人物と関係、撮影シーン(JSON)カメラのズームとパンシーンごとの秒数、または全体へ配分
Movo Blocks(ブロックで作る画像アニメ)1枚の画像画像の一部が浮く・揺れる・回る長さのスライダー(2〜15秒)

どれを選ぶか

やりたいこと使うツール
数値の推移を見せたい。順位が入れ替わるバーチャートレース作成
数値の推移を見せたい。複数の系列を比べる折れ線グラフ動画メーカー
写真と短い説明が並ぶランキングにしたいランキング動画メーカー
登場人物と関係を、順を追って説明したい人物相関図の動画メーカー
手元の1枚の画像を動かしたいMovo Blocks(ブロックで作る画像アニメ)
作った動画をGIFにしたい動画→GIF変換

動画作成ツール

バーチャートレース作成

時系列データを、順位が入れ替わる棒グラフの動画に。WebMで書き出せます。

年ごとの人口・売上・アクセス数のように、時点によって順位が入れ替わる数値を、抜き差しが見える棒グラフの動画にします。表を並べるより、どこで順位が逆転したのかが伝わります。

入力
entities(項目)と timeline(期間ごとの値)を持つJSONです。JSONを直接貼るほかに、World Bank の公開データ(GDP・人口・1人あたりGDP・インターネット利用率)を取り込むこともできます。取り込んだあとはJSON欄が正になるので、以降はオフラインで作業できます。
動画の長さ
「1期間の秒数から決める」と「動画全体の秒数を指定する」を選べます。全体の秒数は区間の数(期間の数より1つ少ない)で割られて1期間の秒数になります。全体を指定しておけば、データを差し替えて期間が増減しても尺は変わりません。
向いている題材
  • 何年もの推移があり、途中で順位が入れ替わる数値
  • 上位10件など、一部だけを見せたいランキング
  • 公開統計をそのまま動画にしたいとき
主な設定
  • 表示件数 … 画面に並べる本数。ここから外れた項目は最下段のすぐ下の控えレーンへ寄ります
  • バー最大値 … 自動追従か全期間固定か。固定にすると伸びの実感が出ます
  • 順位移動の滑らかさ … 順位が入れ替わるときの加減速の強さ
  • 解像度 … 1280×720 / 1920×1080 / 1080×1920 / 1080×1080
覚えておくこと
値の無い期間を0として扱いません。まだ登場していない項目は順位に並ばず、画面下の控えレーンから入ってきます。11位から上がる項目も40位から上がる項目も、同じ入り方になります。
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折れ線グラフ動画メーカー

時系列データのJSONから、線が伸びていく折れ線グラフの動画を作ります。WebMで書き出せます。

折れ線が左から右へ伸びていく動画です。複数の系列を同時に走らせられるので、2本以上の推移を並べて比べたいときに向きます。導入で小さいグラフが拡大してから伸び始めます。

入力
timeline(横軸のラベル)と series(系列ごとの values)を持つJSONです。values の件数は timeline と揃える必要があり、値が分からない期間は null と書きます。JSONの保存と読み込みができます。
動画の長さ
「各パートの秒数で決める」と「動画全体の秒数を指定する」を選べます。全体を指定したとき逆算されるのは「線が伸びる秒数」だけで、導入と終了静止は見せ方の指定なので勝手に削られません。
向いている題材
  • 2本以上の系列を同じ画面で比べたいとき
  • 数値が伸びていく実感を出したいとき(縦軸を追従させられます)
  • 欠測がある期間を含むデータ
主な設定
  • 縦軸の動かし方 … grow は線に合わせて上限が伸び、fixed は固定、auto は全データから決めた固定値
  • 急変ハイライト … しきい値を超える増減が起きたポイントにリングと増減値を出します
  • グロー / トレイル / パーティクル … 線の見え方の演出。切ることもできます
  • 解像度 … 1280×720 / 1920×1080 / 2560×1440 / 3840×2160 / 1080×1920
覚えておくこと
null の区間は点線と「データなし」の吹き出しで描かれます。欠測を0として線を引き下げないので、実際より落ち込んで見えることがありません。
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ランキング動画メーカー

JSONと手元の画像から、右から左へ流れるランキング動画を作ります。

「おすすめ10選」のように、順位と写真と短い説明が並ぶ内容を動画にします。カードが横に流れていくだけの構成なので、素材さえあれば数分で形になります。

入力
items(カードの配列)を持つJSONと、手元の画像です。画像はアップロードせず、「画像を追加」で選ぶかドロップし、JSONの image にはファイル名だけを書きます。AIにJSONを作らせるための仕様書をコピーするボタンもあります。
動画の長さ
「速度から決める(px/秒)」と「長さを秒で指定する」を選べます。長さを指定すると、カードが全部流れきる速度が自動で計算されます。指定した長さには開始待機と終了待機も含まれるので、30秒と指定すれば書き出される動画は30秒です。
向いている題材
  • 写真が主役のランキング(商品・場所・作品)
  • 縦型のショート動画
  • 尺が決まっている枠に入れたいとき
主な設定
  • カードの寸法 … 横幅・高さ・間隔。1枚あたりの情報量が変わります
  • 画像領域(%) … カードのうち写真が占める割合。文字を読ませたいときは下げます
  • 順位帯 / 説明文 / 枠線 / アクセント線 … それぞれ表示を切り替えられます。写真だけを並べることもできます
  • 解像度 … 1280×720 / 1920×1080 / 1080×1920 / 720×1280
覚えておくこと
画像の収まり方は fit(cover / contain)と position で調整できます。顔が切れるときは position を上寄りにしてください。アクセント色はカードごとに個別指定できます。
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人物相関図の動画メーカー

人物と関係をJSONで書くと、カメラが動く相関図の動画になります。WebMで書き出せます。

人物相関図の上をカメラが動く解説動画です。シーンごとに「誰に寄るか」「どの関係をたどるか」「何を字幕に出すか」を指定していく、絵コンテに近い作り方をします。5本の中で唯一、音声を入れられます。

入力
nodes(人物)・edges(関係)・shooting.scenes(撮影シーン)を持つJSONです。シーンタブからは画面上の操作でも編集でき、変更はJSONへ書き戻せます。BGMやナレーションの音声ファイルを読み込め、マイクの同時録音もできます。
動画の長さ
尺はシーンごとの長さの合計です。撮影タブの「動画全体の長さ」に目標秒数を入れて「この長さに合わせる」を押すと、各シーンの長さが書き換わって全体がその秒数になります。いまの配分の比を保つか、全シーンを等分にするかを選べます。
向いている題材
  • 登場人物が多く、関係の説明が要る題材
  • ナレーションを乗せた解説動画
  • 順を追って1つずつ見せたい内容
主な設定
  • シーンのカメラ … ズーム倍率とズーム対象。対象外を暗くすることもできます
  • 赤枠 / 吹き出し / スポットライト … そのシーンで注目させたい人物や関係の強調
  • 撮影前チェック … 字幕が長すぎるシーン、2.5秒未満の短すぎるシーンを事前に教えます
  • 解像度 … 1920×1080 / 1080×1920 / 1080×1080 / 2560×1440
覚えておくこと
縦型(1080×1920)にするときは、全体を映すシーンを減らしてズーム中心の構成にしてください。人が多いまま引きの画を続けると名前が読めなくなります。
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Movo Blocks(ブロックで作る画像アニメ)

ブロックを積むだけで1枚の画像にアニメーションを付け、WebM動画として書き出せます。AIによる奥行き推定・背景除去もブラウザ内で実行し、画像は送信されません。

1枚の静止画にアニメーションを付けます。動きはブロックを積んで組み立てる形なので、コードを書かずに「上下に浮遊」「ゆらゆら回転」といった動きを重ねられます。AIによる奥行き推定と背景除去もブラウザ内で動きます。

入力
画像1枚です。アップロードは不要で、画像がサーバーへ送られることはありません。
動画の長さ
「動画の長さ」のスライダーで2秒から15秒まで指定します。動画が終わったあとに始まるブロックがあると警告が出るので、待ち時間の積み過ぎに気づけます。
向いている題材
  • 1枚絵に少しだけ動きを付けたいとき
  • アイキャッチやループ素材
  • 被写体と背景を分けて動かしたいとき
主な設定
  • 動きのブロック … 浮遊・左右移動・回転・呼吸・円運動・弾む など。振幅と周期を指定します
  • 時間のブロック … 待つ/ループする。動きの順番を組み立てます
  • 書き出しFPS … 1〜60
覚えておくこと
他の4本がデータから絵を作るのに対し、これは既にある1枚の絵を動かします。グラフや順位ではなく、写真やイラストが素材のときに使います。
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5本に共通すること

  • ブラウザの中だけで動きます。読み込んだJSON・画像・音声がサーバーへ送られることはありません(barrace の「公開データを取得」だけは、その操作のときに World Bank へ通信します)。
  • 書き出しは WebM です。録画は画面のキャンバス部分だけを写すので、操作パネルやボタンは動画に入りません。Chrome / Edge を推奨します。
  • 動画の長さを秒で指定できます。5本とも、尺を先に決めてから中身を合わせる作り方ができます。決め方が2通りあるツールでは、選ばなかった側の数値が自動で計算されて画面に出ます。
  • 指定どおりにできないときは、そう表示します。短すぎる尺など成立しない指定は、成立する最短へ引き上げたうえで画面に理由を出します。黙って別の長さで書き出すことはありません。
  • 縦型に対応しています。1080×1920 を選べるので、ショート動画の枠にそのまま出せます。

作ったあとで形式を変える

WebM のままでは貼れない場所(一部のSNS・チャット・古い環境)向けに、GIF にするツールもあります。

動画→GIF変換

MP4・WebMなどの動画をアニメーションGIFに変換。フレームレート・幅・長さを指定。GIFエンコードもブラウザ内で完結します。

MP4・WebM などの動画をアニメーションGIFに変換します。ここで作った WebM を、GIF しか貼れない場所へ持っていくときに使います。フレームレート・幅・切り出す範囲を指定でき、エンコードもブラウザ内で完結します。

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GIFアニメメーカー

画像にモザイク・揺らぎ・揺れ・移動の効果をかけてループするアニメGIFを作成。ブラウザ内で完結し画像は送信されません。

1枚の画像にモザイク・揺らぎ・揺れ・移動の効果をかけて、ループするアニメGIFを作ります。動画ではなく最初からGIFが要るとき向けです。

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よくある質問(FAQ)

動画の長さを秒で指定できますか?

5本とも指定できます。barrace / linegraph / rankingvideo は「長さの決め方」で全体の秒数を指定するモードを選ぶと、速度や1期間の秒数が自動で逆算されます。relationvideo は撮影タブの「動画全体の長さ」で各シーンへ配分します。Movo Blocks は長さのスライダーで2〜15秒から選びます。

書き出した動画はどの形式ですか?MP4にできますか?

書き出しは WebM です。MP4 への変換はこれらのツールには含まれていません。GIF が必要な場合は、書き出した WebM を「動画→GIF変換」に読み込ませてください。

読み込んだデータや画像はサーバーに送信されますか?

送信されません。JSONの解釈も、画像や音声の読み込みも、動画の書き出しも、すべてお使いのブラウザ内で完結します。例外は barrace の「公開データを取得」だけで、この操作のときに World Bank の公開APIへ通信します。

縦型(ショート動画)で書き出せますか?

5本とも 1080×1920 を選べます。ただし縦型は横幅が狭いので、1画面に載る情報を減らす必要があります。barrace なら表示件数を減らす、relationvideo なら引きの画を減らしてズーム中心にする、といった調整をしてください。

どのブラウザで動きますか?

録画に MediaRecorder を使うため、Chrome または Edge を推奨します。対応していないブラウザでは書き出し時にその旨のメッセージが出ます。

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